No.207・『　水木しげる先生の世界　』@水木しげる（8）

kneedrop2010-05-07

A world of １２００ letters　『１２００字の言葉の世界』−５
「普遍の祈り」 DJ / KNEEDROP　つづいてます。
水木先生は売れない貸本漫画家時代から、膨大な「絵についての資料」をスクラップ・ブックにしてコレクションしていた（貸本漫画家時代は100冊。現在は300冊を超えるという）。また、「ハヤカワ・ミステリ」などの書籍も「ネタになる」と、多数購入していた。妖怪関連書も神保町の古本屋で、古いものまで集めていた。
それを見た桜井昌一は、「この人は絶対、世に出る」と感じたという。　
【境港市・調布市との関係は！？】
故郷の鳥取県境港市に「水木しげるロード」がある。ロードに沿って妖怪オブジェが並び、水木ロード郵便局（既存局を改称）もある。なお、境港郵便局をはじめ市内7郵便局の風景印は全て鬼太郎らのキャラクターがデザインされている。「水木しげるロード」に設置されていた86体の妖怪を100体にするために1体100万円としてスポンサーを募集し、2009年現在、合計120体となった。このオブジェの「目玉の親父」は度々盗難に遭うため現在は台座に固定されている。合わせて「水木しげる記念館」も開館している。また同市では世界妖怪協会による「世界妖怪会議」の第1回、第2回も開かれた。
米子駅と境港駅を結ぶJR境線では「鬼太郎列車」が運行されている。また、同線の沿線16駅には「ねずみ男駅」（米子駅）「鬼太郎駅」（境港駅）の他、全国各地の妖怪をモチーフにした愛称が付与されている。
境港市の観光協会による「第1回妖怪人気投票」で水木先生は3位になっている。荒俣をはじめとする研究家やファンの間でも「水木先生自身が（半ば）妖怪（と化している）」という見方をするものは少なくない。
◎「第1回妖怪人気投票」結果 1位一反木綿（１位の「一反木綿」は薄っぺらだが空を飛び、厚い心を持っているという。446票） 2位目玉おやじ（420票） 3位水木しげる先生（383票）4位鬼太郎（317票） 5位ぬり壁（312票） 6位ねずみ男（284票） 7位ねこ娘（233票） 8位バックベアード（190票） 9位べとべとさん（178票 ...2007年3月22日）
妖怪のブロンズ像が並ぶ「水木しげるロード」の振興に役立てて欲しいと水木プロダクションは境港市に2000万円を寄付した。水木プロは2004年にも200万円を市に寄付している。
50年近く住んでいる東京都調布市には、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが車体に描かれた鬼太郎バスが3路線運行されている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』一部抜粋。
しかしこのようにいろいろな賞を受賞され、また妖怪研究家として、世界妖怪協会会長、をはじめとしいろいろな委員長も歴任し調布市名誉市民にも選ばれた。水木しげる記念館に水木ロードは出来るし、米子駅と境港駅を結ぶJR境線では「鬼太郎列車」の電車は走るし、50年近く住んでいる東京都調布市には、「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが車体に描かれた鬼太郎バスが3路線運行しています。
ということで、水木さんは幼少の時から独自の道をあゆんできたわけですがますます水木ワールドは全開です。