No.83・井上陽水@『招待状のないショー 』(3)

kneedrop2009-08-24


A world of 1200letters
『1200字の言葉の世界』−9

「普遍の祈り」 DJ / KNEEDROP 
つづいてます。
自分でも驚いているのですが、この時期に影響を受けたアーテイストは今も30年以上経過しても表現の場こそ違いますが、今も第1線で活躍しています。そして、今も飽きることなく、かわらず好きで影響を受けています。
私は翌年の1976年の12月の14歳の時に泉谷しげるのコンサート「泉谷しげるの日」に行き、楽屋の窓側からコンタクトし、彼と会い話をしてもらいました。そして私はシンガーソングライターを目指すことに決め、将来の目標にし、ソングライティングを開始しました。  
私にとって、この1976年という14歳の中学生の時が人生の最初のターニングポイントとなっています。この年のそんな出来事が私の人生を決定づけました。
そして私がもし、小説を書いたり映画を撮らせていただく機会にめぐまれるなら、私がこの中学生の最も感受性の強い時期の「1976年」に起こった出来事を、詳しく書きこの時代の息吹を作品として残したいです。
そして、この時代の息吹を感じてもらうには、迷わずこの井上陽水のアルバム「招待状のないショー」吉田拓郎さんの「明日に向かって走れ」を聴いてもらうのが一番よいです。
「招待状のないショー」は9週連続1位を獲得しました。このアルバムもいろいろなタイプの曲があり、素晴らしいアルバムです。しかしこのアルバム1曲目が最初なのに「GOOD、GOOD−BYE」なんですよ。ま〜あ、終わりが始まりという考えがあるにしても、少年にとっては、この1曲目から、2曲めが「招待状のないショー」でしたので、そんな、陽水が大好きでした。
そしてこの時代、FOR LIFEの他に日本でも素晴らしいアーテイスト、ユーミン,NSP、風、南こうせつ、TULIP、OFF COURSE,アリス、原田真二、などが活躍していました。
やはり「招待状のないショー」から「white」までの間に発売になり、今は廃盤となった「東京ワシントンクラブ」のLIVEのレーコードを紹介しないというわけにはいきません。
このアルバムはCDにはならなかったから
「あかずの踏み切り‘76」や「東京ワシントンクラブ」という曲は名曲でBOXのリマスターのBEST盤に収録されたのでよろこんでBOXを購入しましたが出来ればCDでの再発を強く望みます。 (つづく)
  


招待状のないショー

招待状のないショー

  • アーティスト:井上陽水
  • 発売日: 2009/03/25
  • メディア: CD