No.234・『考える人』2010年夏号、本日発売!@村上春樹(2)

kneedrop2010-07-03

《INFORMATIONー10》
”The author should be the last man to talk about his work"
これはインタビューを承諾してくださった村上さんの返信の中にあった言葉です。
つまり、小説家は自作についてたやすく語るべきではない。
この言葉を頭の片隅におきながら、日常から離れた新緑の山中で二泊三日に
わたるロングインタビューが始まりました。
  1Q84』を読み終えた方におすすめします。
                            朝日新聞全国版7月3日新潮社『考える人』の広告文一部抜粋。

本日の朝日新聞全国版では私が唯一、創刊号から定期購読している新潮社の雑誌、
季刊誌『考える人』に村上春樹さんが400字詰め換算300枚を超す異例のロングインタビューにこたえている。
考える人の長年の愛読者としてこの特集が組まれたこと。そして、彼が『考える人』のロングインタビューを受けてくれたことうれしいです。
同誌の通常の発行部数は2万部だが今回は10万部を発行している。

季刊誌「考える人」2010年夏号 2010年7月3日発売B5判 304頁 定価1,400円 JAN:4910123050805

村上春樹さんのインタビューの記事、楽しみです!
今回のインタビューの記事と「考える人」の内容のは下記のとおりです。

特集 村上春樹ロングインタビュー
[1日目]
一人称から三人称へ /『ノルウェイの森』のこと/僕と鼠の物語の終わり/歴史少年だったころ/物語の間口と奥行き/プリンストンヘ/「第三の新人」講義/『アンダーグラウンド』と『サハリン島』/『アフターダーク』と『1Q84』/
1Q84』はいかに生まれたか/クローズド・サーキット/手を握りあう/物語を掘りだす/文体が支える/B00K3/
女性たちとセックス/「1Q84」という世界/パラフレーズすること

[2日目]
プリミティブな愛の力/『静かなドン』から始まった/話し言葉と語りのカ/メタファーの活用と描写/B00K4の可能性/
近過去の物語/十歳という年齢と偶然を待つこと/父的なものとの闘い/漱石のおもしろさ/芦屋から東京へ/
心理描写なしの小説/自由であること、個であること/時間が検証する/十歳で読書少年に/芦屋のころ/
一九世紀的な小説像/自我をすっぽかす小説/長距離ランナー

[3日目]
リスペクトの感情/古典の訳し直し/サリンジャーカポーティをめぐって/カーヴァーの新しい境地/二〇世紀の小説家の落とし穴/アメリカの出版界/オーサー・ツアー/全米ベストセラーリスト/エルサレム賞のこと/短篇小説と雑誌の関係/今後のこと

対談 養老孟司×藤井直敬 蛮勇の世界へようこそ/

対談 内田樹×福岡伸一 グルグル回ること[後編]/他





Thankyou for listening to THE PRAYER OF UNIVERSAL.

I wish you have good day tommrow !?.             FROM  DJ / KNEEDROP