No.165・forマリア@『Preyer Of Oneday』 ♪ ON AIR(1)

kneedrop2010-03-21

弥生 【二十四節気】【 七十二候 】
3月21日 春分   雀はじめて巣くう(すずめはじめてすくう)・・・・・雀が巣を構え始める
《thanksgiving》−6
こんにちは! DJ/ KNEEDROPです。3月の13回目の放送です。
「普遍の祈り」この番組はFREE LIFEの提供でお送りします。

BOB DYLANのオンエアも途中ですが、私の同級生のマリアさんが今朝、亡くなりました。慎んでマリアさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今日はマリアさんをこの番組で取り上げることで追悼したいと思います。
一昨年の春頃に病にかかっていることがわかり、夏頃から入院しました。私も何度か病院や自宅にもお見舞いにいきました。私と彼女は幼稚園の時から中学校まで6年間一緒のクラスでした。彼女はとてもよく勉強が出来る子でクラス委員を務めたり、高校も進学校に進み、やがて中学の先生になりました。
クラス委員でしたので同級会を幹事として中心になって開催してくれました。ありがとうございます。
突然、一昨年の夏から病いにかかり、話すことが出来なくなり、私が見舞いに行くと申し訳なさそうに自分の気持ちを紙に書いて渡してくれました。そんなやりとりもおたがいに気を遣わせていると感じていました。
携帯でもメールで何度かやりとりしましたが、非常に健常者に挨拶するのとは違って元気でやっていますかとか頑張ってくださいとは書けず、体調はどうですかとか、調子はどうですかと気遣いそして考えながらメールをしていたことを思い起こします。

最後に私が自宅へお見舞いに伺ったのは今年の3月8日でした。やはり具合が悪そうでしたの見舞い品を置いて10分ほどで帰りました。彼女は具合が悪いのにわざわざ私が以前貸していた私の第2詩集の原稿のファイルをめくって詩集・闇の記憶にも収めていた『NEW WORLD(未来の子供たちへ)』という作品が良いと身振りで伝えてくれました。


彼女はいつも私がお見舞いに行った時にこの番組『普遍の祈り』のことを得意そうに私が話す以前から、この番組に私のファンのマリアですといってコメントくれたいたその人なのです。
何回目かのコメントの内容に私は今入院しています。とコメントがきた時に直感で気づきました。もしかして、マリアさんって私の同級生の○○ちゃんと想ったわけです。次ぎに彼女に会ったときにさりげなく、何度目かの会話の中で質問してみました。私が「俺のブログ見だか〜い」というと 私のブログなど見たことがないと決まって首を横に振っていました。まあ〜そんな彼女一面もさることながら。
マリアさんとDJ/KNEE DROPのやりとりはこの番組に記録されています。
生前、あなたの目の前に居る私が「マリア」さんだったとは彼女は私に言いませんでした。私も何度か会話が途切れるたびに「マリアさん!って」と喉まで出かかっていたのですが、○○ちゃんにマリアさんと認めさせることについて私の気持ちを満足させることぐらいの意味しかないわけですから。
彼女が自分から言いださない想いを察知しあえて、私もその後知らんぷりを通しました。
そして、あなたがマリアさんかということより、なんとか熱が下がらないか痛みを代わってあげられないかと思っていました。(つづく)