No.166・forマリア@『Preyer Of Oneday 』 ♪ ON AIR!(2)

kneedrop2010-03-22

《thanksgiving》−6
「普遍の祈り」 DJ / KNEEDROP つづいてます。
この右上にアップした祈りの写真は実はマリアさんからメールのやりとりの際にこの絵の名前を教えていただいた時の写真なんです。彼女が添付ファイルの画像として私に送付してくれた写真は今も大切に携帯の中にあります。
40年以上にもなりますが、このお祈りしている写真は私たちが幼稚園の時の卒園式の時に記念品としていただいた額縁の絵なんです。(いただいた絵はもっと写真に近い絵なんですけど)
そして、その幼稚園はカトリックの幼稚園でしたので、マリアさんというハンドルネームもなかなか彼女らしいですし、何故かこの番組名も「普遍の祈り」ですから、まさかマリアさんが彼女だということは始めは知りませんでしたのでこの番組に彼女がコメントしてくれておたがいにやりとりしたことも今、考思い起こしてみると偶然では片付けられないドラマのようです。

そして私は偶然ではなく必然性をもってこの絵が40年後に今も私のそばにあることにも不思議さを感じています。第2詩集の表紙はこの絵のイラストレーションにしたいと思って昨年から考えています。
そしてこの番組のタイトルにもふさわしいと思っています。その写真をアップするためにもこの絵のタイトルがわからなかったので、今幼稚園の時からの話題を一緒に話せるのはマリアさんだけでしたから・・・。彼女は優等生だったので彼女なららわかるかと思い昨年の春頃、教えてほしいとメールで頼んだんです。
そうしましたら彼女は幼稚園に行って確認してくれてその写真を写してメールで送ってくれたんです。この絵は「サムエル」というタイトルの絵だと言うことを添えて。そして、この番組「普遍の祈り」のマリアさんのコメントを見るとけっこう楽しんでこの番組を聴いてくれていましたし、私の創作の活動も含め興味をもっていてくれていました。
何よりこの番組を応援してくれていたものですから、生前マリアさんには「マリアさんありがとう!」という感謝の気持ちを直接、会ったときには本人にはを伝えることはしませんでしたので、こうして今ここから感謝の言葉を伝えたいです。『ありがとうマリアさん。』
マリアさんに私は「普遍の祈り」というキーワードと私の作品を見ていただいたことと「サムエル」という絵のタイトルを教えてもらったこと、病院でお見舞いの際にもたがいに片言だったけど話すことが出来て良かったです。
そして昨年の県の文学賞の詩の部門に送付するために、99年に少しだけ書いていたフレーズがあった作品に2009年に大幅に加筆してマリアさんのために実は作った作品があって、1999年作品となっていますが、(完成したのは2009年で)書き始めが99年だったので1999年作品としていますが、まだ未発表の作品で、今年さくらが咲いたらオンエアしようと思っていたのですが、マリアさんがまさかこんなにはやく旅立っていってしまうとは思っていませんでしたから。そんな彼女のためにその詩を贈ります。
私も私なりに1年半以上、彼女のことは気にしていましたし、自分として彼女にしてあげられることはしてあげられたかなと思っています。ただ彼女は女性ですし、この1年半以上の闘病の暮らしというか年月は彼女の身体にとって治療の際の副作用があり痛みや熱がさがらず、大変つらい日々がありました。
何度か悪い予感のするような宣告もうけただろうし、血の滲み出るようなつらい思いや痛みがあったと思います。もうとにかく頑張ったわけです(つづく)