No.416・『グスコーブドリの伝記』＠７月７日Roadshow公開！

kneedrop2012-05-31

「普遍の祈り」 DJ / KNEEDROP　つづいてます。

今日は映画　宮沢賢治さん原作の『グスコーブドリの伝記』をご紹介します。

５月２３日の朝日新聞で５年の歳月をかけて完成された宮沢賢治さん原作の
映画『グスコーブドリの伝記』の話題が特集されました。７月７日にロードショウ公開です。
８５年公開の杉井ギザブロー監督の『銀河鉄道の夜』のスタッフが今回も制作に関わりました。
この作品は賢さんが亡くなる前年に発表した作品です。
彼の理想とも呼べる壮絶な生き方が反映されている作品です。

震災後だからこそこのブドリの生き方はメッセージ性が高いので多くの方々が感銘を受けられることでしょう。
私はこの作品を読んだ時、この壮絶なラストシーンに感銘をうけました。
そして自分の命を多くの人や世界のためになげうつ事ができないのであれば
せめて多くの人や世界のためになるようなことを自分なりにし
精一杯生きなければならないとこの作品に教えられました。

この作品が映画化されればまた宮沢賢治さんが思想家として光りを放つでしょう。
彼がもし生きていたら無名のままなくなっていった彼に
私はこの映画を是非、見せてあげたかったです。　どんなに喜んだことでしょう。

そこで今回この映画の主題歌にはオフコースの時代の名曲小田さんの『生まれ来る子供たちのために』が
起用されました。杉井監督はこの映画を企画した時からこの歌を主題歌に使わせていただこうと心に
決めていました。と語っていました。
ではこの『生まれ来る子供たちのために』という歌をこの番組のリスナーのあなたへ今日の１曲目に贈ります。
ではどうぞ！