No.377・『普遍の祈り』(1)巻【書評2】@櫻井ミッチェル(1)

kneedrop2011-07-03

《BOOK REVIEW》−NO.26
Beat goes on...! THE PRAYER OF UNIVERSAL
Was it wonderful day for you!?  DJ / KNEEDROP です。
6月21日にこの本『普遍の祈り』(1)巻の櫻井先生が書いてくださった【書評1】の全文を
ONAIRしたわけですが先生に後日、お会いすると、先生が私に「新聞に掲載されている書評のような内容のものをお願いしていたんだよね!」といわれ、私は「最初に頂いた書評の内容で十分です。」と言ったのですが、わざわざ書き換えてくれましてほんとうに頭の下がる想いです。
回の【書評1】もPOPで素敵な仕上がりでしたのでそのままNo.373のところに掲載しておきます。
今回頂いた内容もこの番組で全文ONAIR!します。
(この書評はメディア各紙に書評として取り上げていただくための紹介文として必要でしたので私から先生へ
依頼したものです。それではこの本を私をDJ/KNEEDROPをどのように取り上げてくださったのか
この番組をご覧のみなさんへ『普遍の祈り』(1)巻の【書評2】の櫻井先生の全文のONAIRです!。ではどうぞ!
《BOOK REVIEW》 
【書評2】 『普遍の祈り』(1)巻  DJ/KNEE DROP著 はてな出版 櫻井ミッチェル   July ’2011


とある高校の合唱団は歌の向こうに映像が見えるのです。
郡山市在住・アーティスト五十嵐精一氏の詩からは波打ち際の貝殻の中から聴こえてくるようなMusicが漂うのです。この本を手にとってまず驚かされるのはインターネットレディオショーというこの新しくて想定外のアイディアです。
PCで「普遍の祈り」をクリックするとそこには多国籍料理のレストランのような世界が広がります。
一見ばらばらに見えながらもDJ/KNEE DROPさんの宇宙空間の中でそれらは不思議なまとまりを
魅せます。私達読者はリスナーと呼ばれ、DJ/KNEE DROPと共に番組を創っていくのです。
新しくも古きよき香りが心地よく、各自の“あの”時代にタイムスリップします。
また2011年を象徴するかのような宮沢賢治さんやジョンレノン等の詩の引用が
時空間の旅を無限に楽しませ、この本の世界観を支えています。
 五十嵐氏にこの2011年という大きな時代の変革の年に出会えたことは神様の贈り物です。
家族や人との絆、今ここに在ることの有難さ、大いなる自然、大好きな東北・福島。
夢中で駆けてきた私達が遠い昔においてきてしまった大切な宝物を、思い出させてくれます。
この宝箱を開くと日本人の心に眠っていた想い、自然を愛でる心、人間愛、変わらぬ心が
音楽という薫りに包まれて広がります。(つづく)