・No.217・『 本屋大賞2010年 ”天地明察” 』@冲方丁(1)

kneedrop2010-05-17

《EVENT》−9
こんにちは! DJ/ KNEEDROPです。みなさんごきげんいかかですか。
元気でやっていますか! 5月の16回目の放送す。
普遍の祈り」この番組はFREE LIFEの提供でお送りします。
はい。それでは私は15日に「福島県文化センター」で先日2010年本屋大賞を受賞された冲方丁(うぶかたとう)さんの"天地明察 ”を読み解くと題しました冲方丁 和合亮一 のトークショーいってきましたのでその内容について今日はオンエアしたいと思います。その前にまずみなさんご存知だと思うのですが「本屋大賞!」とはどのようなものなのかということを説明しておきます。
本屋大賞!の設立の経緯とは売り場からベストセラーをつくる!という考え方で、商品である本と、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が、売れる本を作っていく、出版業界に新しい流れをつくる、しいては出版業界を現場から盛り上げていけないかと考え、同賞を発案しました。と本屋大賞の実行委員会が話されています。
【組織について】は書店員有志で組織する本屋大賞実行委員会が運営しています。【賞の概要】書店員の投票だけで選ばれる賞です。
本屋大賞」は、新刊書の書店(オンライン書店も含みます)で働く書店員の投票で決定するものです。過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。また「本屋大賞」は発掘部門も設けます。この「発掘部門」は既刊本市場の活性化を狙ったもので、過去に出版された本のなかで、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと書店員が思った本を選びます。
過去にはこのような作品が本屋大賞に選ばれ多くの読書ファンの方々に読まれ
つづけられています。
2004年第1回目の本屋大賞は『博士の愛した数式』著/小川 洋子(新潮社)で2005年が『夜のピクニック』著/恩田 陸(新潮社)で2006年が『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』著/リリー・フランキー(扶桑社)で
2007年が『一瞬の風になれ』著/佐藤 多佳子(講談社)で2008年が『ゴールデンスランバー』 著/伊坂幸太郎(新潮社)2009年が『告白』著/湊かなえ双葉社)でした。という名作ぞろいです。「本屋大賞」のホームページhttp://www.hontai.or.jp/about/index.htmlを見ますと各年点数制で本が選ばれていて投票の得点換算は、(1位=3点、2位=2点、3位=1.5点)年度別に大賞から10位まで点数が明記され純文学の小説が紹介されています。この本屋大賞も年々マスコミにも出版業界&取次ぎと書店業界のバックアップもありとても権威のある賞に成長されたことは喜ばしいことです。
本、活字を読み日々考えるという習慣をつけることはとても生きるうえにとって大切なことであります。
なぜなら人生とは選択肢の連続だからです。自分が物を考えるということにおいて、いろいろな本(他者の人生経験)から学び取れるものはやはり本に勝るものが未だありません。(断言してしまいましたけれども・・・)(つづく)