No.194・『世界を知る力』BOOK REVIEW@寺島実郎(1)

kneedrop2010-04-19

《BOOK REVIEW》−NO.15
こんにちは。 DJ / KNEEDROP です。
4月の19回目の放送です。みなさん元気でやっていますか!
「普遍の祈り」この番組はFREE LIFEの提供でお送りします。
さくらも咲き始めましていよいよ春たけなわというふうに言いたい所だったのですが、なんだか寒くなったりして長雨が降ったり、雪まで降ってしまって。はじめてでした記憶に残る所ではさくらが咲いているのにこんなにも雪が降っている自宅の庭を見るのはなんだか不思議な気持ちになりました。
調べてみると春の雪の東京での終雪最晩(最も遅い降雪日)記録はは3回目で、4月17日 1967(昭和42)年、1969(昭和44)年奇しくも共に
4月17日だったところ、また17日のタイ記録ということです。
昨日、コンビ二でこの本立ち読みしたんだけどすごく良いことが書かれていました。
以前から寺島実郎さんはTVのNEWS番組の「サンデーモーニング」やJFN系列の全国FM局で、毎月最終土曜日・朝5時からお送りしている
オンザウェイ・ジャーナル「月刊 寺島実郎の世界」。早朝のラジオ番組の発言を聞いていると非常に的を得ていて正論というのはこういう方の意見だといつも敬服していたんだけど、自分の考えと似ている所も多くあり以前から共感していました。
この本の第4章には書店(だと思っていたら古書店とブログにある方が書かれていたので今度、もう一度この本を見てきます)関しての棚のあり方について書かれていたのですが、棚のジャンルやテーマに沿って本当に良書だけを選び、
本を陳列する際にこの本の隣にはこの本をおけば相乗効果が生まれたり、棚を見るお客様に問題意識を持たせたりという気遣いのある棚を作られている書店が今は少なくなったと書かれていました。ただ売れている本、商品を並べるのではなく、古今東西からテーマに沿った本を品揃え出来る担当者やそのような棚を管理しお客様に商品を提案できる書店を絶賛している内容のことが書かれていました。
売り場ジャンル担当者が勉強している書店にはどうしたってまた足を運び長居をしてしまうし本も購入してしまうものです。
以前から私が書店人として棚に関して考えていることと一緒だったのです。どうしてコンビニでそのような内容のページに出くわすのか偶然なんだろうけど、あとで結果的にこの文章をこの番組で私がみなさんへ伝える役だったのかを考えるとなんとも不思議で必然的な感じもするわけです。
私は密かに誰にも語ったことがないのに、どうして寺島先生が知っているのかびっくりしたわけです。
書店に勤めていなくてもやはり本好きで優秀な方は理解しているのだと思いました。
10分ぐらいだったんだけど。もっとじっくり読みたかった。今度先生の著作を前々から読みたいと思っていました。
グローバリズムについて興味があるのでその内容が書かれている本を読みたい。


世界を知る力 (PHP新書)

世界を知る力 (PHP新書)