No.159・Time Out of Mind@BOB DYLAN(6)

A world of １２００ letters　『１２００字の言葉の世界』−５
「普遍の祈り」 DJ / KNEEDROP　つづいてます。
今回、雑誌などを見ますと非常にここ近年に発売したこの４枚のアルバムが非常に重要なアルバムになっているという事が書かれています。
まあ第３期ＤＹＬＡＮブームの幕開けにふさわしいアルバム『タイム・アウト・オブ・マインド』をご紹介します。
約７年振りに発表されたこのアルバムは1997年にリリースされたボブ・ディラン30枚目のスタジオ・アルバムです。
1998年グラミー賞で最優秀アルバム賞とベスト・コンテンポラリー・フォーク・アルバム部門を受賞した。また、アルバム収録曲「コールド・アイアンズ・バウンド」が同賞の男性ロック・ボーカル部門を受賞。
ビルボード200チャートで最高10位、全英アルバム・チャートで10位、日本のオリコンで46位を記録した。RIAAよりプラチナ・ディスクに認定されている。
雑誌『ローリング・ストーン』誌が2003年に選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」では408位にランクされている。そして、大きくいうと３度目のＤＹＬＡＮの大きなＷＡＶＥとでもいいましょうか、６０歳をまえにして、このアルバムの『タイム・アウト・オブ・マインド』から快進撃が始まったわけです。凄いでしょう。過去の実績ではなく新作のアルバムのでの授賞ですから。
先月の2月23日にＯＮＡＩＲされたＮＨＫ＝ＦＭの大貫妙子さんの番組にゲスト出演していた小説家の保坂和志さんも『タイム・アウト・オブ・マインド』ＤＹＬＡＮの大傑作だと公言していた。
このアルバムは人生の経験がある３０歳以上でないとこの詩の意味をＲＥＡＬに感じることが出来ないのではないかということを言っていました。どうせならＲ３０に指定したほうがよいといっていました。そしてこのアルバムに１曲目のラヴ・シック - Love Sick –を番組でかけていました。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』によると
そして近年ノーベール賞候補にもなっていまして、ローバート・ジマーマン
（Robert Allen Zimmerman）だったが、のちにみずから法律上改名して本名もボブ・ディランである。
「風に吹かれて」、「時代は変る」、「ミスター・タンブリン・マン」、「ライク・ア・ローリング・ストーン」、「見張塔からずっと」、「天国への扉」他多数の楽曲により、デビュー以来半世紀にわたり多大なる影響を人々に与えてきた。現在でも、「ネヴァー・エンディング・ツアー」と呼ばれる年間100公演ほどのライブ活動を中心にして第一線で活躍している。アルバムやシングルについてはボブ・ディランの作品を参照。

グラミー賞やアカデミー賞をはじめ数々を受賞し、ロックの殿堂入りも果たしている。詩人としてノーベル文学賞にノミネートされ、2008年には「卓越した詩の力による作詞がポピュラー・ミュージックとアメリカ文化に大きな影響与えた」としてピューリッツァー賞特別賞を受賞した。受賞各賞についてはボブ・ディランの受賞リストを参照。
2009年4月にリリースされた『トゥゲザー・スルー・ライフ』は、全米ビルボード200と全英アルバム・チャートの両チャートで初登場1位を記録した。10月、売上印税を食糧支援機関フィーディング・アメリカ（Feeding America）等、国際的な慈善機関に永久に寄付するクリスマス・アルバム『クリスマス・イン・ザ・ハート』をリリースした
その４枚のアルバムとは『タイム・アウト・オブ・マインド』『ラヴ・アンド・セフト』 · 『モダン・タイムズ』 · 『トゥゲザー・スルー・ライフ』です。
そしてなんと昨年の冬には 『クリスマス・イン・ザ・ハート』というクリスマスソングのアルバムもリリースしました。（つづく）

タイム・アウト・オブ・マインド

ラヴ・アンド・セフト

モダン・タイムズ