No.128・元旦の新聞より @’2010 (1)

kneedrop2010-01-21

A world of 1200 letters 
『1200字の言葉の世界』−12

こんにちは! DJ / KNEEDROPです。みなさんごきげんいかかですか!
1月8回目の放送です。「普遍の祈り」この番組はFREE LIFEの提供でお送りします。
今日も天候は昼間は晴れてはいましたが、夕方から風が強くなってきました、みなさんの町ではどうでしたか!?まだまだ寒さはきびしいので、部屋を暖かくして過ごして下さいね。
今年はお正月は4日が月曜日だったということもあり、昨年よりさらに1日縮まって、TV番組などはさっぱりでしたが。もう年賀状に成人式といっているうちに政界に激震が走り、早いものであっという間に20日を過ぎてしまいました。
今日は元旦の新聞に毎年、たくさんの企業が新年の挨拶と共に各社いろいろなメッセージ入りの商品の広告を打ち出してきます。この一年(いちねん)の計(けい)は元旦(がんたん)にありという諺もあるように(まず計画を立ててから実行に移すべきことのたとえです。一年の計画は年の始めに立てるべき であるということをいうものです。)
正しくは、「一日(いちじつ)の計は朝(あした)にあり、一年の計は元旦にあり」と言います。
この言葉毛利元就のことばから由来しています。毛利元就は元三の儀式を大切にしていました。元三(がんさん)とは、元旦のことである。年・月・日の三つの元(はじめ)という意味だ。元三日ともいい、のちには正月三が日の意味にも使われるようになった。元就は「何事も始めが肝心だ」といったのです。この元旦から朝寝坊して元旦の儀式をおろそかにするようではだめである、と。だから、一般に言われているように一年の計画を元旦に立てよといっているのではありません。元就は「一年の計は努力にあり」とも言っています。だから、千里の道も一歩からという意味で最初の一歩からぐずぐずしていてはだめである、というのが本当の意味です。
んんんなるほど。みなさん朝寝坊して元旦の儀式をおろそかにするようではだめであるということですぞ!
でも、出来れば元旦ぐらいゆっくりしたいですよね。
それで、この元旦の新聞のいろいろな企業、各社から広告のキャッチコピーや内容の中に、新聞を日々読んでいる私たちに今一番、伝えたいことを広告として掲載します。私は以前書店に勤めていた関係もあり、毎年、楽しみにしていたのは、出版社とレコード会社の広告でした。今年1年の出版事業はこんな方向へ向かうぞという意気込みが感じられる方針のようなものだったり。こんな本を読んでほしいと薦めたりしてきます。その薦めてくる本のタイトルをじっと注意深く見るだけでも、今年はこのような出版活動をしてゆくんだという気概を感じ取ることもありますし。そんな広告の記事を注意深く読んでみると、出版社やレコード会社のカラーというか特色が感じられたり、その広告文には毎年、この元旦でしか受け取れないメッセージもあります。
その広告の中には初めて打ち出してくるセンセーショナルなもので目を見張るものもあります。
元旦の初日の出をTVで見ながら、今年はみなさんに伝えたくて、元旦の新聞朝刊にチェックをいれました。
今年も素晴らしい内容の広告の記事がありましたので、遅れましたが今日、どうしてもみなさんへ伝えたかったのでオンエアします。(つづく)