No.101・@トノバン!@【加藤和彦追悼】(1)

kneedrop2009-10-17

《 MUSIC REVIEW ♪−5》
Beat goes on... This is KNEEDROP Radio Show !
こんにちは! DJ / KNEEDROPです。 みなさんごきげんいかかですか!
10月の8回目の放送です。「普遍の祈り」この番組はFREE LIFEの提供でお送りします。
今日も天気がよかったですね!紅葉も昨年と比べると今年は寒暖の差が昨年よりあり、1週間ぐらい早く色づいているようで、来週ぐらいが全体的にピークを迎え見頃とのことです。
訃報が入りました。加藤和彦さんがお亡くなりになりました。62歳でした。
慎んでご冥福をお祈りいたします。
日本の音楽業界の中では、音楽家として作曲家として、そして名プロデュサーとしても大変貴重な逸材で大変素晴らしい作品を残されました。初期の拓郎や泉谷のプロデュサーでもありました。
彼の足跡を辿る意味も込めて4回にわたりオンエアします。
それでは、10月19日付の朝日新聞きたやまおさむさん(精神科医・作詞家)が書かれた 
加藤和彦さんを悼む』の追悼文が掲載されましたので、一部オンエアします。
【すべて一流のプレーヤー】今から数十年前のこと、その加藤がこう言ったことがある。
「お前は目の前のものを適当に食べるけど、僕は世界で一番おいしいケーキがあるなら、全財産はたいてもどこへだって飛んでゆく」
趣味は一流、生き方も一流だった。ギタープレーヤーとしても一流でプレーヤーすなわち「遊び手」としても一流。グルメであり、ワインに詳しく、ソムリエの資格をとるほどで、何をやらしても天才の名に値するレベルだった。
加藤和彦が日本の音楽にもたらしたもの、それは「革命」だった。作品だけではなく、彼の生き方ややり方が新しかった。後ろは振り返らない、そして同じことはやらないモットーを貫き通した彼はおいしいケーキを食べるために全財産をはたいてまた手の届かぬところに飛んで行った。 

                             10月19日付の朝日新聞より一部抜粋。(つづく)

ボレロ・カリフォルニア(紙ジャケット仕様)

ボレロ・カリフォルニア(紙ジャケット仕様)

マルタの鷹(紙ジャケット仕様)

マルタの鷹(紙ジャケット仕様)