No.69・山田辰夫、追悼@『狂い咲きサンダーロード』(1)

kneedrop2009-07-27

《CINEMA REVIEW》−3
──────1980−ダイナマイトプロダクションNo,1 CRAZY THUNDER ROAD───
こんにちは! DJ / KNEEDROPです。 みなさん元気でやってますか!
7月の11回目の放送です。「普遍の祈り」この番組はFREE LIFEの提供でお送りします
今日は日中はあいにくの雨でしたが、夜は少し風があり、窓から入ります。 
みなさんとこれからの時間、一緒にゆっくり楽しんでゆきたいとおもいます。
先日この番組で梅雨明けしていないのは、東北のみといっていたので、3日ほど前も気にして気象情報を見ていたのですが。今日、友人から、「今年は梅雨明けがないかもしれない。」とメールが来ました。
教えてくれて、ありがとう!また、連絡、下さいね。
そして21日の大雨により山口豪雨災害、発生から1週間、現地では行方不明者の捜索や復旧活動続いています。中国・九州北部豪雨における山口県内の災害に対しては心からお悔やみとお見舞い申し上げます。
そして、異常気象による、竜巻や豪雨など、農作物などにも大変な被害がでています。
訃報がはいりました。 個性派俳優の山田辰夫(やまだ・たつお)さんが26日死去され。53歳でした。
最後の仕事は映画「沈まぬ太陽」(10月24日公開)。
ガンの転移が分かった後での仕事だったが「依頼された仕事はやり通したい」と撮影に臨んだという。
山田さんは80年「狂い咲きサンダーロード」(石井聡互監督)に主演し映画デビュー。個性派の役者として多くの作品に出演した。映画「おくりびと」(アカデミー賞受賞作品)では妻を亡くした農民役で出演。ぶっきらぼうながらも、妻を納棺した本木雅弘山崎努に感謝の気持ちで干し柿を手渡した場面が涙を誘った。
私は大好きな俳優さんだったので、晩年ももっとこれからさまざまな役柄でいろんな演技を見せてくれるのを楽しみにしていたのですが残念でなりません。
山田辰夫さんといえば、『狂い咲きサンダーロード』という邦画の傑作があり、私たちだけが当時、20歳の頃、体験したこの映画。あと一度だけ、池袋の映画館、文芸座で山田辰夫さんをお見かけしたこともありますので、この番組でこれから、4回に渡り、この映画にまつわるエピソードをオンエアしたいと思います。
やっと今年の3月になって、約30年振りに『狂い咲きサンダーロード』がやっと、DVDで発売になり、私も今年の春先から、この作品をどのタイミングでこの番組でオンエアするか考えていたのですが、まさか、こんな山田さんの訃報とともに、この傑作の映画を紹介するようになるとは、思っていませんでした。
私はこの映画が封切られた当時、一人暮らしをしながら、音楽の学校に通っていました。
私は何度も何度も、この映画に励まされました。ありがとう、山田辰夫さん! 心より、ご冥福をお祈りいたします。(つづく)