No.52・『1Q84』村上春樹@《BOOK REVIEW》(3)

kneedrop2009-06-22

《BOOK REVIEW》
「普遍の祈り」 DJ / KNEEDROP つづいてます。
そして、単行本・文庫本等を含めた日本における発行部数は2008年時点で計878万部の売り上げを誇る「ノルウェイの森」も「夏至」という映画で有名なトラン・アン・ユン
脚本・監督で製作が決定し、日本を舞台としてロケーション・ハンティングが始まっています。
2009年2月に撮影開始、2010年に公開を予定している。
このトラン・アン・ユン監督ですが村上春樹さん本人に映画撮影のオファーをもらうのに4年間にもわたり交渉を続けたそうです。
今日の朝日新聞の読書欄の「 扉 」に浜田奈美さんの『1Q84』のコラムが掲載されました。
1Q84』にはオウム真理教の構想を得たとも思われる宗教団体が描かれていますが、過去の著作に地下鉄サリン事件の被害者へのインタビュー集「アンダーグラウンド」があります。
再読し考えさせられました。インタビューに応じたとりわけ重症を負った地下鉄職員が強い印象を残します。
あの事件の犯人たちが出現する社会風土を日々の勤務で、すでに感じ取っていたと話し、自分にはよくわからないという村上さんにこう言います。
「それじゃ。少し勉強なさった方がいいですね」この言葉を村上さんがどう受けとめ、何を思い、深めてきたのか。あるいは、その答えが『1Q84』にあるかもしれません。

と私もこの記事に触れすぐ自分の書棚から「アンダーグラウンド」を開きこのページを読み直しました。
「んん・・・なるほど。」
私はまだ1巻の途中ですので、そんなことも頭に入れながらこれからの続きを読んでゆきたいと思います。
そして、書評を読むと続きがあるのではないかとも言われています。
私は自分で2巻目の最終行を読んでいないのですが。
これは私の勘ですが、おそらく3巻(10月〜12月)、そして4巻(1月〜3月)と初めに新聞の広告をみた時点で直感として上記のように発売になると何の迷いもなく思えたのですが。
(全2巻)といわれていますので、2冊で終わるのかとも思いましたが、通常全2巻なら、上下と分けて巻を分け発売しますし、この3ヶ月という期間でで分けられて執筆しているのですから、私は今も3巻も4巻も発売になるのではないかと思っています。
タイトルからも感じられるように今回はミステリアスな小説であるので、販売の仕方にもこだわりがみられ3巻以降発売する時に納得させられるような販売になるのでしょうか?
気になります。ただ全2冊といって3と4の巻が刊行になった小説もなかったと記憶しています・・・。

さあ〜それはみなさん2巻の最後まで読んでからまたこの番組で討論しましょう。(ほんとうに…♪)
ぜひそこのこの番組を見ている村上さん!そっとこの番組だけに真相をお話して下さいね。
コメント待ってます。(なななんと!) 
何かと話題の村上春樹さん、3回にわたりオンエアしましたがいかがだったでしょうか! (おしまい)
DJ/KNEEDROPでした。
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アンダーグラウンド (講談社文庫)

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