《 ORIGINAL SONG 》−１１
こんにちは！ DJ / KNEEDROPです。みなさんごきげんいかかですか！
３月の４回目の放送です。
「普遍の祈り」
この番組はFREE LIFEの提供でお送りします。
先ほどまで天気は曇りでしたがこの番組をオンエアしていましたら、
東の空に晴れ間が見えてきました。
はい。それでは今日の1曲目はかぐや姫というより伊勢正三さんの「湘南夏」です。どうぞ！
温暖化により今年の桜の開花は全国的に早いようです。
数日前テレビで今後、桜の花見が出来なくなるかもしれないという話題の放送をしていました。桜の木に病原体が侵入し、枝などに“こぶ”ができ樹勢が衰え、悪化してしまうと枯れてしまう病気が各地に広がっているということでした。
私の地元の日本の三大桜に選ばれている福島県の三春町にある滝桜
（たきざくら）は樹齢1000年以上のベニシダレザクラ（紅枝垂桜）の古木なのですが、年間２０万人の観光客が訪れています。
一言で２０万人といいますが、２０万人とはすごい数です。
今年から試行的にライトアップがされることが決まり４月１７日〜１９日の３日間限定で、午後：６時〜午後：９時までライトアップされる予定です。今年の開花予想日は４月１１日です。
そんな春の気配が感じられる話題でしたが、今日は私が１７歳の時に書いた歌を送ります。
今の時期を書いた詩で、『忘れ雪降る町』というタイトルの歌です。
３月中旬にティーンエイジャーの女の娘が春休み彼とデートをする内容の詩です。
ティーンエイジャー teenagerの気持ちがうまく描かれていればよいのですが、そしてこの【忘れ雪】という耳慣れないことば（詞）をあえて使いました。
そのほかにもタイトルの候補としてあったのは「春の雪降る町」と「なごり雪降る町」です。「春の雪〜」もよかったんだけどやはり春と入れると４月という感じがつよくなるし、「なごり雪〜」と使うと私の大好きな伊勢正三さんの名曲にタイトル負けをしてしまうし。ただ正やんの「なごり雪」とはちがう春の雪の詩を作ってみようと思ったかどうかは今はもうあまり当時のことはよく思い出せません。
時期はずれに降る雪のイメージで、自分で引用した言葉で当時【忘れ雪】としたと思っていたのですが、なんと最近ネットで【忘れ雪】ということば（詞）を調べたら、忘れ雪という言葉があって、意味も合っていましたので驚きました。当時私が使っていた辞書には忘れ雪ということば（詞）は載ってなかったと思います…。
今はネットでさまざな言葉や語句の意味が簡単に調べられるので助かります。
ITってすごいと思う今日この頃です。(ﾟOﾟ;)
忘れ雪とは雪の果てと同じ語で涅槃会(ねはんえ)のころ３月１５日頃に降るといわれている、降りじまいの雪。雪の別れ。名残(なごり)の雪。忘れ雪。涅槃雪。[季]春。と載っていました。
さらにネットで調べてわかったことなのですが、なんとあの小田和正さんがソロになる前のオフコース時代に１９７４年に、「忘れ雪」という作品をシングルのみでリリースしていました。作詞はあの元「はっぴーえんど」で今、作詞家の松本隆さん、作曲は筒見京平さんが書きました。長らく廃盤だったようですが、その後、3枚組ベストアルバム『OFF COURSE Singles』に収録されました。
私は現在までオフコースの「忘れ雪」という歌は聴いたことはありませんが、どんな忘れ雪の歌なのか聴いてみたいと思っています。
そして小説でも２００３年に新藤冬樹さんが「忘れ雪」というタイトルの本を出版しました。こちらも興味ぶかいです。
では私のオリジナルの『忘れ雪降る町』をどうぞ！
『忘れ雪降る町』 ♪ 作詩／作曲 KNEEDROP
私の住んでいる町は
風が囁きかける町
忘れ雪がちらつく
もう３月というのに
電車も今日は日曜日なので
着くのにちょっとかかるみたい
春先だから町のひとたちも
忙しさに身を任す頃
それなのに私は彼とデート
コートの襟を立てて
傘をステッキ代わりにしたりして
忘れ雪ちらつく映画館前
待ってる私 あなたを
風が頬を変える頃に
あなたに寄り添ったりする
忘れ雪がちらつく
もう３月というのに
寒さのせいでちょっと言葉も
のらなくなってきたみたい
春先だから町の店飾りも
そろそろ取り変わる頃
それなのに私は彼とデート
コートのポケットに
手を入れて気取ってみたりする
忘れ雪 ちらつく春先 寒い町
愛してる私 あなたを
１９７８年作品
みなさん『忘れ雪降る町』♪はいかかがだったでしょうか？
Thanks☆⌒(*＾-゜)v ではDJ / KNEEDROPでした！
