《 ORIGINAL SONG 》−39
こんにちは! DJ/ KNEEDROPです。みなさん元気でやっていますか!
猛暑と言われる夏の到来です。温暖化と異常気象なのかこの猛暑についても原因はあるのでしょうが、暑くて大変ですが熱中症にならないようにしましょう。
8月の1回目の放送です。「普遍の祈り」この番組はFREE LIFEの提供でお送りします。
昨年、同様、毎日、暑く。今年は原発の問題もあり電力に対して政府から一般企業へ昨年のピーク時の15%の
削減(節電)の要求がだされました。節電の取り組みが7月からさまざまな企業、お店で始まりました。
ではなぜ原発の問題がおこり我々は節電をしなければいけなくなったのかそれは電力を
原発に依存しながらつくってきたからですが、どうも環境の問題としての環境破壊の根源は人間の大脳が生み出しているようです。
どうやら原発を賛成する方々もこの奢りの精神を生み出している矛先も
これからお話する養老先生の話ではどうやら我々の大脳の生理がつくり出しているようです。
養老孟司さんが「唯脳論」という本を出されていますがその本にはこんなことが書かれています。
人類は人類が住みやすい世界のことを考え今の都市社会を産みだしたて来ました。
「脳は脳自身の仕組みを反映して社会を作ります。もともと脳は脳自身のことしか知らない
(末梢から集まる知覚も脳の中への写像としてしか扱えない)ので、人工物の仕組みはすべて脳自身の仕組みの中から発見されます。
そうしてできた世界が脳化社会です。
...ですから極論をいえば現代社会の象徴である大都市は、 人間の大脳がつくり出した「脳化社会」と 位置づける。
脳が発達した結果、人類は住みやすい世界、つまり都市を作り上げた。
そして、大自然を含めたすべてをコントロール できると過信し、自らの意のままにならないモノをどんどん排除してしまうというのだ。
つまり「脳がある限り、環境破壊は止められない」と養老先生は指摘する。
環境問題の真犯人は“脳”だった!アスファルトを地盤にひき自動車を走らせ日本列島改造論といって交通網の
基盤を整備し都市化を目指した。
経済最優先主義の旗を掲げここまで突っ走しってきたがための反動が今起きているわけです。温暖化もそうですし原発もそうなんです。
大自然を含めたすべてをコントロール できると過信した人間の奢りが大惨事を招いたわけです。
そうなんです。奢りを捨て謙虚になりましょう・・・。次の世代の方々のためにも・・・。
この世界や社会や地球は今を生きている人類のものだけではないのですから・・・。
それでは今月8月のマンスリーソングは私が1983年22歳の時に書いた『夏に隠れて』♪です。
今、考えてみると、私は陽水や拓郎や泉谷や伊勢正三の音楽を聴き育った彼らの子供(チルドレン)です。
自分が書いた作品を見ると彼らの影響を受けていることがわかります。
たとえば私が多感な時期、彼らの音楽に出会わなかったらこのような作品は産まれなかったことでしょう!
では私のlove songの傑作。『夏に隠れて』♪をどうぞ!
『 夏に隠れて 』 作詩:作曲 DJ/KNEEDROP
君は北の生まれで都会の暑さが
耐えられないって困ってたね
だけど僕の部屋は真夏の8月でも
心さえ凍えてしまう氷細工の部屋
僕は君に愛を告白したけれど
君は僕に振り向きもしなかった
だから今夜 転びそうな姿勢で
ひとり 街でヨロメキながら
夏に隠れて 夏に隠れて旅に出る
君は田舎に住んでて東京の人工美に
憧れちゃう♥ってときめいてたね
だけど僕の住む都市(まち)は夜の9時でも
猫の子一匹、現れないシークレットタウン
君は僕についてゆくといったけれど
僕は君を相手にもしなかった
だから今夜 重たい気分で
ひとり 街にセキタテられるように
夏に隠れて 夏に隠れて旅に出る
1983年作品
Thankyou for listening to THE PRAYER OF UNIVERSAL.
I wish you have good day tommrow !?. FROM DJ / KNEEDROP
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