No.370・『入門シナリオ・小説創作文講座』@櫻井 路(1)

kneedrop2011-06-14

Beat goes on...! 
THE PRAYER OF UNIVERSAL


こんにちは! DJ / KNEEDROPです。
みなさんごきげんいかがですか!6月の6回目の放送です。
「普遍の祈り」この番組はFREE LIFEの提供でお送りします。
今日は私が4月から通い始めました。
『入門シナリオ・小説創作文講座』と櫻井 路先生についてご紹介します。
まず講座ですがヨークカルチャーセンター郡山主催で講座が開かれています。
『入門シナリオ・小説創作文講座』のURLはこちらです。
http://www.culture.gr.jp/hyouji.php?no=12000209
それでは櫻井先生から、『入門シナリオ・小説創作文講座』についてのレビュー(紹介文)を
先生からこの番組宛にお預かりしましたのでこの番組をお聴きのみなさんへお届けします。!
ではどうぞ!
『入門シナリオ・小説創作文講座』についてReview                               櫻井 路


私はどなたにでも創作文は書けると思うのです。
伝えたい相手がいれば、伝えたいことがあって、どう伝えるか考えていると
自然にお話が生まれてくると思うのです。
大切な人に今のこの気持ちを伝えたい、では、どう伝えよう?相手の心のど真ん中に伝えようか、
それとも、何気なくふんわりと行こうかな、後からじんわりしみてくるのもいいな、などと考えているうちに、心の中から形にならない想いが少しずつ形になってくる。
では、モチーフを何にしようかな、舞台はどうしよう。と、想像していくうちに、見る風景が変わってくるのです。意識が広がると、向こうからいろんなものが語りかけてきます。
そこまでくると、後は楽しくなってきて、時間のたつのも忘れてもう夢中です。
原稿用紙35枚に取り組んだ中学生は、母親のような気持ちになって、生まれ出る物語を、十月十日過ごすように愛おしみ、時には陣痛のような鈍い痛みを心に感じながら自分の作品を産み落として持ってきます。「生まれました」と。
無から有を生み出すことはたやすいことではありません。しかし、本当に楽しいのです。


いろんなスタイルがあると思うのです。
我が子に贈る絵本づくり。絵はなくてもよいのです。写真でもいいし、誰かに頼んでもいい。
折り紙ちぎって貼ってもいい。
毎日のレシピを書き留めてそこにちょっと自分の思いを添えるだけだっていい。
大好きなお話を、自分が映画監督だったらこんな視点で、こんな俳優さんに登場してもらって、
登場人物少し増やしてみようかななんてでもいい。(つづく)