No.347・『芝居しない存在のある演技の宇宙』@桃井かおり(2)

kneedrop2011-04-21

東日本大震災で確認された被災者数(20日現在)
死者14、027人、不明13、757人 

「普遍の祈り」 DJ / KNEEDROP つづいてます。
『Workshop Create』@essay(2)
彼女はデビューの頃からアンチな役やどちらかというとあばずれのような役が多かったから、彼女から受ける印象も好印象ではなく思う人もいると思うのだが彼女の生まれた家柄は裕福であり立派な家庭でお嬢様として育てられた。

お父さんは国際政治学者、母は宝石デザイナー兄はシナリオライター桃井章であり今日、分かったんですけどなななんと!太陽にほえろや俺たちの勲章や俺たちの旅などを書いていた。
次男は生化学者。弟は銀行員である。

そして私は70年代中盤から80年前半まで主演のTVや映画に舞台を見た。
彼女の著作、エッセイ、ラジオ番組「ひとり身ぽっち」からは素の桃井かおりを知り考え方などに共鳴し影響を受けた。

郡山の三田公美子さんの会社創設のTVドラマに彼女が主演した後、三田さんの講演会のゲストに彼女が来た。その時に握手をしてもらった。その時のエピソードで公演後、三田さん主催のチャリティーオークションがあった。その時に彼女は1時間以上のオークションにはっぴをきて疲れた顔もみせず手伝ったのである。私は彼女の人としての器の大きさにさらに惚れこみこの時、感動したのを今、想い出した。

先日BSの番組で「桃井かおりの作り方」という番組で彼女は語った。
もう芝居をしないでも存在感があれば芝居は必要ないと語った。
近作は2010年には河瀬直美の監督の国際なら映画祭に出品した「光男の粟」という映画に出演した。

彼女は昨年ラトビア人監督の最近インディーズ映画「AMAYA」に出演した。
未だ日本での公開はきまってはいない。街頭の舗道を自転車にただ乗り漕自転車のペダルをこいでいる映像が流された。ただ自転車に乗ってペダルをこいでいるだけなのにすごいいい表情で自転車に乗っている。芝居をしない存在感のある演技とはこのような映像なのだと想い感動した。

"映画が生まれて女優が生まれて100年、2008年春、功績により、桃井かおりさんは「紫綬褒章」を俳優最年少で授章した。日本書記、桃井かおりは女王であるから卑弥呼である。
これから彼女の言う芝居しない存在のある演技の宇宙(COSMOS)の虜になりそうである。(おしまい。)


Thankyou for listening to PRAYER OF UNIVERSAL.
I wish you have good day tommrow !?.             FROM  DJ / KNEEDROP