No.20・ 『春の祈り』@ON AIR!

kneedrop2009-02-04

《 ORIGINAL SONG 》−9
こんにちは!DJ / KNEEDROPです。
みなさんごきげんいかかがですか。
2月の1回目の放送です。♪〜闇の記憶〜♪ 
この番組はフリーライフの提供でお送りします。
今日も天気がよく気持ちがよいですね。
はい。では今日の1曲目は平原綾香さんの「明日」です。


https://youtu.be/-JGCP6QHWXA


2月は旧暦で如月(きさらぎ)。
由来は寒さがぶり返し衣を更に着るの意で「衣更着(きさらぎ)」の月。
昨日は節分。豆まきは宮中行事ではじまり節分は厄払いであり、「豆打ち」が豆まきとして広がりました。
大豆には神様の力が宿ると信じられていて、魔ものの目(魔目=まめ)に投げつけ魔を滅する(魔滅=まめ)ことができると考えられていました。
また、大豆には豊作の願いも込められています。拾い忘れた大豆から芽が出てしまうと悪いことが起きるので、必ず火を通して炒った豆を使います(炒る=射る)豆まきが終わったら、1年間無事にすごせるように願いながら、自分の年齢よりもひとつ多く豆を食べます。ひとつ多く食べるのは、節分が新しい年の邪気払いであることや、昔は数え年といって生まれた年から1歳と数えたからです。

そして今日は立春です。二十四節気(にじゅうしせっき)のはじめの節。
暦の上ではこの日が春の始まりで、立春から立夏(5月6日頃)の前日までを春といいます。
旧暦では、立春から新しい年がスタートし、正月は立春とほぼ重なっていました。
今でも正月に「新春」「迎春」などの表現を使うのは、そのなごりです。
立春の前日の節分は冬と春の節目であり、大晦日のようなものです。
立春を基準にさまざまな決まり事や節目があります。

今この番組名を変えようといろいろ思案中です。「祈り」という言葉をKEYWORDとしていれて普遍性を持てるような番組名にしたい、今から未来2020年ぐらいまで使えそうな番組名を…。
闇の記憶というタイトルで詞を最初に書いたのは‘78年なので本に掲載した作品は実は2作目で。
時間として30年が経過していますので…。
Level Stageをひとつ上げ、明るいタイトルにしたいと思っております。

なんとオリジナルの作品(詩)をパソコンで見ていたら、なんと宮沢賢治の精霊が久し振りにやって来てインスピレーションを頂きました。
ニコニコ笑いながら彼は言うのです。
その作品のタイトルとフレーズもう10年以上も決めかねているよね!(その作品とは‘99年に書いた「春の宵」という作品なのですが、まあ実際この詩ははじめから賢さんの「雨ニモマケズ」を敬愛して自分の祈りを書いた詩だったのですが、まさか10年後こういう展開になるとは…。
やはり詩は未来から来ていて、言葉やフレーズは生きていて落ち着ける場所を探していること呼吸していることを実感しました。)
農民芸術概論要綱の1フレーズ「世界ぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」の私のフレーズに変えなさいというのです。また桜が咲く季節になったら「春の宵」はこの番組でオンエアしますね。
は〜い。それでは今日の1曲目は「春の祈り」です。
この詩のタイトル気に入ってま〜す。ではどうぞ!


『春の祈り』(Kenji Miyazawa Tribute.1) 
       作詩 : DJ / KNEEDROP


ひとり 祈る 春の宵
外の世界は 春爛漫
桜の花びら落ちる下 
夜空の星に守られて


世界のみんなが
苦しみの時間から
解き放たれて


世界ぜんたいの
争いや憎しみが消え 
幸福が始まる


どうか この春の祈りが
天まで届くよう


ひとり 祈る 永い夜
春の世界 500万回 
普遍の力 信じて祈る
月の光に照らされて


世界の真理に
いつも光りが
あたりますように


☆世界ぜんたい
幸福にならないうちは  
個人の幸福はありえない☆


早く この春の祈りが 
叶いますように

                          2009年作品
 
(☆〜☆のフレーズは宮沢賢治さんの農民芸術概論要綱から引用しております。)