《BOOK REVIEW》−NO.27
私の著作、詩集『 闇の記憶』の書評を櫻井みっちぇるさんへ依頼しました。
書評を書いてただきありがとうございます。
ではその《BOOK REVIEW》を今日はご紹介します!
詩集『 闇の記憶』《BOOK REVIEW》
著 櫻井みっちぇる
その昔、クラス替え表に五十嵐と書く名字の子がいてなんと読むのか心に大きなクエスチョンを抱いていた。隣の席の男の子はイガラシくんといい、五十の嵐君だったことにとてもびっくりした。
さて、2011年に出会った五十嵐精一氏は今まで幾度の嵐を巻き起こしたのか。ぜひ本人に聞いてみたい。なぜなら、彼は斬新なアイディアで新風を巻き起こしているからだ。
五十嵐氏の詩は、いや詞はメロディが背景に浮かび上がる。
たとえば恋愛映画のエンドロールのように、詩の向こう側に。
映画が終わっても、会場にライトがついても、客席がざわつき、
やがて静寂が訪れても、甘く切ない余韻が胸の奥に染みわたる。
それは青春時代の期待と不安と矛盾と。大人へと踏み出すことの頼りなさと、二十歳という響きの不確かさの中で。一歩踏み出せたことの震えるような小さな喜びと子ども時代に戻りたくなるようなきゅんとした胸の痛み。
そして、“青春時代”とひとくくりしてしまえる年代に今いるという実感。
あのときの言葉にならない思い出をこの詩集が代弁者となりはっきりと一枚の写真のように浮かび上がる。
自分がその時代を通り過ぎてしまったことも忘れてしまって、日常という砂漠に住む方々にぜひ手に取っていただきたい。
今後も五十嵐氏のMusicが彼の手で編み出されるRadio Showで奏でられ耳の奥が熱くなる、そんなひとときに出逢えるよう、心の中でカーテンコールを贈る。
☆ 歴史春秋社刊 /詩集「闇の記憶」/ 著:五十嵐精一は
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THE PRAYER OF UNIVERSAL.
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