No.7・中沢新一@「南方熊楠コレクション」(1)

kneedrop2008-11-16

《BOOK REVIEW》
こんにちは! 
DJ / KNEE DROPです。
みなさん元気でしたか?
今日は、モンスリー気象台の近くの
レディオステーシォンから届けています。
「闇の記憶」この番組はFREE LIFEの提供でお送りします

今日は雨ですね。この番組、雨音と一緒に好きなお茶でも飲みながらくつろいで聴いてもらえるとうれしいです。


私も書店に20数年間、勤務していましたので、真面目に本を批評したり、魅力的な偉人などを紹介していきますね。(だんだんやる気になってきたね〜(*^ー゜)v)
今後、この番組で私が紹介する内容は、毎回1200字前後で、オンエアを予定しています。
この番組が始まる以前にいろいろな形で発表したコラムや書評の内容をすべてこの番組で伝えてから、
新作のコラムをオンエアしますのでもうしばらくお待ち下さい。 
今日は私が1992年に書店に勤務していた時、いわせだよりに掲載して頂いた「私のお薦めの1冊」を
3回にわたりオンエアします。 みなさんとこれからの時間、一緒にゆっくり楽しんでゆきたいとおもいます。


《BOOK REVIEW》-1
中沢新一の「南方熊楠コレクション」について(1)

by DJ / KNEEDROP

私は今回、河出書房新社から1992年の3月に刊行が終了した、
中沢新一の責任編集改題の「南方熊楠コレクション」(全5巻)を紹介します。
中沢新一氏は東大の大学院を終了され現在、中央大学の教授で、思想・宗教・芸術・文学など、MEDIA全般のエッセイ、評論、論文を
宗教人類学者として発表しています。
今回、計700枚の論文を改題として巻頭に収められていますが、この改題は第1級の評論であり、
20世紀末「MR.KUMAGUSU・MINAKATA」の存在の偉大さと業績を
再認識すると共に、熊楠研究という分野にとっては、大きな収穫でありました。 

この本の内容もテーマ別にわけられて編集されており、人類学、民族学、植物学の語彙や専門用語の語注もあり読み進めてゆくうちに意味の詳細が巻末に収められていますので専門用語も理解でき知識も増えます。(つづく)


いわせだよりNO.108号 ・1992年7月執筆。
(*^ー^)ノ☆。・:*:.・★ KNEEDROPでした。


中沢新一さんは現在、多摩美術大学美術学部芸術学科教授であり。
 2006年4月より、芸術人類学研究所所長に就任されました)


南方熊楠コレクション〈第1巻〉南方マンダラ (河出文庫)

南方熊楠コレクション〈第1巻〉南方マンダラ (河出文庫)


猫楠 南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)

猫楠 南方熊楠の生涯 (角川文庫ソフィア)
























































"memory of darkness"